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岩手日報に当社開発の細胞培養実験装置がISSに搭載され実験実施した記事が掲載されました

 当社が開発した細胞培養実験装置が、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に搭載され、2024年3月に人工多能性幹細胞(iPS細胞)で肝臓と血管をつくる実験が実施されました。

 本実験は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学/横浜市立大学などが進めるもので、重力の影響をほとんど受けない宇宙空間でiPS細胞由来のミニ肝臓を3次元的に培養し、肝臓と人工血管の結合を確認し、人に移植可能な臓器をつくることを目指す基盤技術の開発になります。

 本装置は、当社の小型培養液自動交換装置「Cyto Auto」をベースにして、打ち上げ時の荷重や振動に耐えられ、無重力空間で細胞培養を可能としたものです。

 本内容は、4月6日の岩手日報に掲載されました。

2024年4月6日 朝刊 (iwate-np.co.jp)